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5月, 2023の投稿を表示しています

やれば、できる!

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  【やれば、できる!】 体育会の超ポジティブ芸人さんが使っている言葉ですね。 わたし、これ大好きなんです。 すこしネガティブな思考のとき、 声に出して言うようにしています。 え?超ポジティブに見えるのにって? よく言われます(^ ^) ですが、わたし、意外とネガティブ思考なとき多いのです。 そんなときは、 「やれば、できる!」と言って、 暗示をかけています。 これでネガティブとポジティブを 行ったり来たりしながら 自分を保つようにしています。 皆さんも 「わたしに、これ無理だな…」 「わたしにはできない…」 といったことを考えるときがあると思います。 自分の得手不得手を理解することはとても大切です。 しかし、自ら、やるまえから、 「できない」と暗示をかけてしまっては、 せっかくのチャンスを逃すことにもつながりかねません。 心理学者キャロル・ドゥエック(訳:今西康子)は、 「能力は才能で決まっていて努力しても変わらない」 とする考え方を「硬直マインドセット」、 努力で能力を伸ばせるとする考え方を 「しなやかマインドセット」としています。 そして、20年の研究で、 しなやかマインドセットの方が 大きな結果が出ていることを証明しました。 そうです。 「やれば、できる!」のです。 ただし、人は、 「努力でどうにかなる」と思う部分と、 「才能だ」と思う部分が それぞれで違うことも指摘しています。 さらに、 自分が本気で取り組んでいることは、 努力で成長できると思う方が、 結果が出ることも指摘しています。 ようは、 自分が本気で取り組もうとしていることは、 障壁があったときなど、 「できない…」ではなく、 「できる!」と暗示をかけてみると、 突破口が見えてくるかもしれないということです。 皆さんも、 ネガティブになり、 心が折れそうなとき、 一度唱えてみませんか? 「やれば、できる!」と。 詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ! 参考文献 『マインドセット 「やればできる!」の研究』 キャロル・S・ドゥエック(著), 今西康子 (訳), 2016 人×WEBコミュニケーションプロデューサー 青山貴洋 デジタル社会のコミュニケーション カオバWEBコミュ研究所 コミュ・ラボ    https://kaoba.jp/lab/  はこちら! ウェビナ...

コミュ力UP技法…その前に

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  【コミュ力UP技法…その前に】 コミュニケーションの基本は“配慮”だと申し上げてきました。 これからコミュ力UP技法をお伝えするわけですが、 「自分のスタンスをくずしたくない」 という方には、あまりおすすめしません。 おそらく、自分を理解したうえで、 そのスタンスをとられているでしょうし、 これまでのご経験で適していると思われるやり方が確立されて、 いまのご自身をつくられてきたと思うからです。 コミュニケーションをはかる前に必要なのは、 まず“自分を知り”“相手を理解する”ことです。 そこから、 「自分の考え」と 「他の人の考え」は 「違うのだ」と気づくことです。 世の中にはいろんな考え方を持つ、 いろんな方々がいます。 だからこそ社会は成り立ちます。 合う人も、合わない人もいるでしょう。 すべての人と理解し合う必要もありません。 なので、 「私は、このスタンスで貫きます」 という方は、 確固たる自分をもって社会と向き合い、 すばらしいご活躍をなさっていることと思います。 ただし、 お伝えすることは、 あくまで“技法”であり、 成長思考に向けた取り組みです。 特に 「人とのかかわりで嫌な思いしたな…」 「あの人、急に不機嫌になった  (やる気なくした)けど何が原因だったのかな…」 といった経験のある人は、 頭の片隅に入れておいても損ではないでしょう。 必要なときに頭の引き出しから出せる状態にしておく。 これがEXECに求められる情報収容能力なのだと思います。 そこで、 まずコミュ力アップのために、 大きく二つに分類した心理学的アプローチ 「自分の思考を変化」させ、 相手との関係性をよりよくする 「言葉の変換」をお伝えしていきます。 「思考の変化」は、 自己暗示となる“思い込みからの解放”です。 人は思い込みにより ネガティブにもポジティブになります。 いわば“自分とのコミュニケーション”です。 (自分とのコミュニケーションは  サッカー日本代表の事例で少しふれています。  ご興味あれば確認ください。) そして、 「言葉の変換」 つまり“言い換え”は、 指示や依頼事、 ちょっとした声かけなどで、 相手をやる気にさせる言い方や、 能力以上の力を引き出す言い方があります。 EXECにとって、 部下のやる気を喚起させ、 気持ちよく仕事をしていただくことは必須です...

なぜデジタル社会のコミュニケーションなのか

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  【なぜデジタル社会のコミュニケーションなのか】 正確には、 「なぜデジタル社会のコミュニケーションを研究するのか」 …という問いですね。 理由は大きく3つあります。 ひとつは、 デジタル化の進展は、“私たちに止められないから”です。 どんなに対抗しようとも、 今後デジタル化はますます促進され、 社会のあらゆる場面で活用されることになります。 日本はこれまでデジタル後進国と言われていました。 これを取り戻そうと、 政府はデジタル活用に大きく舵をとり、 アナログ対応だった行政手続きが見直されています。 AI(人工知能)活用例でいえば、 チャットGPTによる文章作成技術が思いのほか早く、 高い水準で浸透したため、 学校のみならず、 国家による規制に踏み切るところまででてきました。 「いや、私はデジタルを使わない!」 と断言したとしても、 そのような生活は、 無人島で自給自足の生活を 送ることくらいでしか叶いません。 そうであれば、 いま自分が必要なツールを活用することで、 より便利を享受することも いまの社会とのかかわり方なのではないでしょうか。 かく言う私も、 実は“リアル派”だということを、 皆さんもご存じのことと思います。 いまの社会と向き合い、 デジタルツールと上手に付き合う。 これがまず“デジタル社会”を研究することの意義です。 そして、ふたつ目は、 前回のコミュ力アップでふれた “伝わる技法” として、 デジタルを活用した場合のコミュニケーションには、 とくに工夫が必要だからです。 デジタルコミュニケーションでは 文章によるものが多く、 また、 個々に流れてくる情報量も多いため、 まず“読んでいただくため”の工夫。 そして、 表情が見えない分、 より伝わるための“書き方”の工夫。 さらに、 より理解を深めるため、 WEB会議システムや動画を活用した“見せ方”の工夫など。 いくつかのデジタルツールを活用することで、 時間と場所を選ぶことなく、 より多くの方に、 ある意味でリアルよりも 効果の高い伝達を可能とします。 そして、みっつ目は、 急速に発展するデジタル化によって、 新たなデジタル機器や コミュニケーションツールが 続々と現れるからです。 申し上げたように、 思うより早く、 高い技術でデジタルツールは進化しています。 ただし、新たなツールすべて...