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言葉 を投げかけ 間合い をつめる!

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  【“言葉”を投げかけ“間合い”をつめる!】 新年度がはじまり、新たな出会いが多くなっているのではないでしょうか。 とくに、今年は新型コロナウイルスによる 制限解除が行われたため、 人と接触する機会も増えているかと思います。 エグゼクティブの視点でみれば、 新入社員や新たな取引先といった、 事業運営にかかわる大切な 出会いの季節ともいえるかもしれません。 しかし、相手との距離がまだ遠いな… と感じることもあるでしょう。 もし、 「あまり感じない」という人がいたら、 それはそれですごい! おそらく、すぐに人と打ち解けられる方か、 人とのかかわりをまったく考えない方の 両極にあると思います。 この距離感って、とっても大切なんですよ。 私は、この距離を「間(ま)」と呼び、 距離感を「間合い」と呼んでいます。 この間合いには、 身体的距離と心理的距離があり、 はじめて会う人とは、 身体的・心理的にも相対的に遠い傾向があります。 はじめて会う方に、 必要以上の近い距離で、 個人的なことにぐいっと切り込んだ質問をされて、 嫌な思いをされたご経験ありませんか? “間合いのつめ方”を間違えると、 心理的距離がますます離れてしましますね。 この間合いをつめる、 とっても簡単な方法があるんですよ! それは、意識して “名前を呼んで”、 “声をかける”ことです。 「え?それだけ?」と思われたかもしれません。 しかし、意外としてないことが多いのです。 人は、名前を呼ばれることで親近感が増し、 親しみやすくなるそうです。 “ネームコーリング効果”と呼ばれています。 また、手紙などの文章でも “ネームレター効果”があります。 「○○さん、お元気ですか?」といった具合ですね。 つまり、デジタル文書でも応用できるということです。 また、声をかけることは、 気にかけていることを示す第一歩です。 まずはあいさつからでも構いません。 「○○さん、おはよう!」 もし、これまで 名前を呼ばずにあいさつしていたならば、 意識して名前を呼んでみましょう。 大切なのは、 “気にかけている”ということが伝わるかどうか。 心理的距離の間合いをつめて、 新年度の目標に向けて、 スタートダッシュができるようしたいものですね。 人×WEBコミュニケーションプロデューサー 青山貴洋 デジタル社会のコミュニケーション...

コミュ力UP技法…その前に

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  【コミュ力UP技法…その前に】 コミュニケーションの基本は“配慮”だと申し上げてきました。 これからコミュ力UP技法をお伝えするわけですが、 「自分のスタンスをくずしたくない」 という方には、あまりおすすめしません。 おそらく、自分を理解したうえで、 そのスタンスをとられているでしょうし、 これまでのご経験で適していると思われるやり方が確立されて、 いまのご自身をつくられてきたと思うからです。 コミュニケーションをはかる前に必要なのは、 まず“自分を知り”“相手を理解する”ことです。 そこから、 「自分の考え」と 「他の人の考え」は 「違うのだ」と気づくことです。 世の中にはいろんな考え方を持つ、 いろんな方々がいます。 だからこそ社会は成り立ちます。 合う人も、合わない人もいるでしょう。 すべての人と理解し合う必要もありません。 なので、 「私は、このスタンスで貫きます」 という方は、 確固たる自分をもって社会と向き合い、 すばらしいご活躍をなさっていることと思います。 ただし、 お伝えすることは、 あくまで“技法”であり、 成長思考に向けた取り組みです。 特に 「人とのかかわりで嫌な思いしたな…」 「あの人、急に不機嫌になった  (やる気なくした)けど何が原因だったのかな…」 といった経験のある人は、 頭の片隅に入れておいても損ではないでしょう。 必要なときに頭の引き出しから出せる状態にしておく。 これがEXECに求められる情報収容能力なのだと思います。 そこで、 まずコミュ力アップのために、 大きく二つに分類した心理学的アプローチ 「自分の思考を変化」させ、 相手との関係性をよりよくする 「言葉の変換」をお伝えしていきます。 「思考の変化」は、 自己暗示となる“思い込みからの解放”です。 人は思い込みにより ネガティブにもポジティブになります。 いわば“自分とのコミュニケーション”です。 (自分とのコミュニケーションは  サッカー日本代表の事例で少しふれています。  ご興味あれば確認ください。) そして、 「言葉の変換」 つまり“言い換え”は、 指示や依頼事、 ちょっとした声かけなどで、 相手をやる気にさせる言い方や、 能力以上の力を引き出す言い方があります。 EXECにとって、 部下のやる気を喚起させ、 気持ちよく仕事をしていただくことは必須です...

なぜエグゼクティブ(EXEC)はコミュ力をあげなければならないのか。

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  【なぜエグゼクティブ(EXEC)はコミュ力をあげなければならないのか。】 現在コミュ・ラボでは、EXEC層の方をメインに受け入れ、活動しています。 ここでいう“EXEC”とは、広い意味でのEXEC層で、 企業はじめ組織で重責を担う方から、 個人で事業を行う方、 士業や講師などの先生業も含めています。 皆さんに共通して、最大に必要なことは 「自分の思いを伝えなければならない立場である」ということ。 どんなに崇高な理念を持っていようと、 どんなにすばらしい行動方針を考えようとも、 どんなに豊富な知識を持ち合わせようとも、 それを伝えなければ、 思いは伝わりませんし、 動き出すこともありません。 組織運営をしている人は、 組織を構成する人たちに対して、 会社経営、 あるいは事業展開している人は、 出資者、株主、取引先などに対して、 これらに加え、 個人で事業をなさっている方にも 共通しているのは、 お客さまに対し “価値を伝える”ことです。 そして、 先生業の方においても、 お客さまや受講者に対して “伝える”ことは不可欠です。 ただし、 伝えることは不可欠ではありますが、 大切なのは“伝わる”ことですよね。 なので“伝える力”がとっても重要になります。 この伝える力を“コミュ力”としています。 コミュ力をあげるためには、 少しだけ“工夫”が必要です。 その工夫とは “伝え方” “タイミング” “環境づくり” です。 “伝え方”は、技法ですよね。 印象に残る伝え方をしなければなりませんし、 伝えることが多すぎても 「結局なにが言いたいの?」と わからなくなります。 さらに、 デジタルを活用したコミュニケーション技法。 ここでの工夫必要性はまた次回お伝えします。 “タイミング”は、 「相手が聞く体制となっているのか」、 「聞ける状態であるのか」といった、 時期や頃合いですよね。 “言って良いとき、悪いとき”でも触れました。 “環境づくり”は、 「相手が聞いてもらえる体制をつくる」、 「聞ける状態をつくる」といった、 状況づくりですね。 言い換えれば “伝えるタイミングをつくる”ということ。 “信頼構築”もそのひとつで、 信頼関係があるかないかで、 相手が聞いてくれるか否かも決まります。 これらを含め、 コミュ力UPには “配慮”が必要なのだとお伝えしています。 ...