ウェビナー企画の立て方 7 -STEP4 セミナー概要の決定 (3) セミナー配信方法の選定-
WEBセミナーといっても、 講師の話しを聞いていただく 「一方通行型」と、 受講者とのコミュニケーションが可能な 「双方向型」のセミナーが存在します。 さらに、リアル会場とWEBでの参加者をつなぐ 「ハイブリッド型」も多くなっています。 ご自身が企画するセミナーは、 どの形式が適しているのかを考えなければなりません。 それにより、配信するツールが変わってくるからです。 主な配信ツールは以下の通りです。 <一方通行型(ライブ配信)> YouTube Live Facebook Live インスタライブ Vimeo Live など <双方向型(WEB会議システム)> Zoom Google Meet Microsoft Teams Webex など 一方通行型は講義型のセミナーで、 質問事項などはコメントやチャットを利用して 受け付けるなどといった形式で進行します。 いくつかメリットはありますが、 ライブ生配信をおこなったセミナーを、 収録して使いまわしが可能な点、 また、 最大のメリットは、 事前に収録をして、 決まった時間に配信する、 あるいは、 URLを告知して 受講者の好きな時間に見ていただく… といったことができることです。 後者はいわゆるオンデマンド配信ですね。 YouTubeの場合は、 配信を「公開」か「非公開」かに 選択することができるので、 非公開配信とすれば、 会員制や課金制のセミナーにも対応できます。 収録したものを配信できるということは、 “撮り直しができる”ということで、 人前で話すことが苦手な人でも、 何度か撮影したうえで、 一番よいと思われる映像を編集して セミナーが開催できるということです。 他方で、 受講者とのコミュニケーションがとりづらいので、 リード育成や バックエンド販売といった、 関係構築を必要とするセミナーには向きません。 やはり、 リード獲得の“ギフト”や、 会員への知識提供映像配信といった 使い方がよいかもしれませんね。 双方向型は、 しっかりとコミュニケーションをとることが必要な際に、 WEB会議システムを利用して行います。 最近はZOOMを使うことも多いですが、 無料利用の場合、 時間制限(40分)がありますので、 制限時間内で終了するセミナーか、 有料サービスを利用して 時間を気にせず...