投稿

3月, 2023の投稿を表示しています

ウェビナー企画の立て方 10 -まとめ-

イメージ
これまでSTEP1から4まで WEBセミナー企画の立て方を確認してきました。 各STEPの要点をまとめておきます。 STEP1 開催目的の確認 ・「誰に」「何を」「どのように」を明確にするため、 自社の課題は何かを分析する。 ・そのうえでセミナー開催が効果的であるかを確認し、 開催目的を明確にする。 STEP2 ターゲットの設定 ・ターゲットとなる「誰に」を明確にすることで、 訴求効果の高いアプローチが可能となる。 ・ターゲット設定の基本は “市場の細分化(セグメンテーション)” ・さらに、より具体的なターゲット設定をするために “人物像(ペルソナ)”を設定することで、 集客から販売まで視野に入れた ストーリーを描くことができ、 組織・チームなどでの情報共有に有効となる。 STEP3 テーマの設定 ・ポイントは“ターゲットの知りたい情報”を 提供するテーマを設定する。 ・ターゲットの抱えるお悩みと、 その解決した姿の間にある、 “解決の手法(解決策)”をテーマとする。 ・そのため、 ターゲットの“悩み”“解決した姿”を 抽出し「言語化」する。 ・ターゲットの悩みが不明な場合は、リサーチが必要。 ・これらから、提供できる“解決策”を絞り出しテーマとする。 STEP4 セミナー概要の決定 4-1 タイトルの決定 ・ターゲットがはじめて目にするところなので、とても重要。 ・まずはこのセミナーは一言でいうと 何するのかを20字以内で考える。 ・誰に向けているのかを一言で表す。 ・何を知ることができるのかを一言で表す。 ・これらを軸に28字から35字くらいでまとめる (長くなっても35字内で伝わる工夫をする) 4-2-1 セミナープログラム(構成・内容)の確認 ・開催目的に合ったプログラム構成とし、時間配分も注意する。 ・リード獲得が目的で新規対象のセミナーでは、 あいさつや講師紹介といった はじめの段階で惹きつける工夫をする。 ・バックエンド販売の場合は、 クロージングに注力するプログラムとする。 4-2-2.講師・登壇者の選定 ・自分自身が講師となる場合以外にも、 その専門分野に精通している方や、 パネルディスカッション形式など、 いくつかの手法がある。 ・テーマに沿った内容を ターゲットに伝えるために、 講師・パネリストなど、 もっとも効果的な“話し手”を選定する。 ・...

ウェビナー企画の立て方 9 -STEP4 セミナー概要の決定 (5) 集客方法の選定-

イメージ
お伝えしてきた“セミナー企画の立て方”シリーズも、 まとめを残し、これで最後となります。 最終項は、集客方法の選定です。 セミナー開催をどこでどのように告知するのか。 これにより、セミナー受講者となる方々が参加されるか否かが決まります。 集客で大切なことは、 集客するために必要な入り口はどこで、 セミナーの申し込みまで、 どのような“導線”を設計するかがポイントになります。 この“導線設計”をしなければ、 何をすべきかがみえてきません。 ここでは、 ポイントとして以下の要領でお伝えしていきます。 1.入口を考える  1-1.入口とは?  1-2.無料と有料のアプローチ 2.導線設計の考え方 3.集客方法選定のまとめ 1.入口を考える 1-1. 入口とは? 入口とは、 例えば、目的がリード育成で、 見込客リストを持っているのであれば、 そのリードに向けて発信することは決まっています。 メールアドレスのリストがあれば メールでの配信が入口ですね。 SNS登録者であれば、 そのSNSで発信することが入口となります。 問題はリード獲得が目的の場合です。 配信先を獲得したいわけですから、 新規の集客にアプローチする 入口を考えなくてはなりません。 無料と有料の場合とで 考え方が変わるので、 参考にいくつかの手法を お伝えしていきますね。 1-2. 無料と有料のアプローチ 無料で告知を考えている場合は、 以下のセミナー告知ポータルサイトを活用し、 入口とするのは一つの手段です。 ●セミナー告知ポータルサイト  セミナーズ  セミナー情報.com  無料セミナー情報.COM  こくちーず  こくちーずpro(プロ)  BIZeeビジネスセミナー  ストリート・アカデミー  Peatix(ピーティックス)  everevo(イベレボ) また、 ご自身が商工会議所や 商工会に加入されているのであれば、 告知サービスなどを活用されるのは 有効な手段です。  ※この場合は、  地域によってサービス内容が変わりますので、  詳細は加入されている組織にご確認ください。 法人会などの経済団体や、 各種交流会などに参加されている場合は、 PRの時間や会合時に 積極的な声掛けをするといったことも重要です。 各種組織での声掛けでは、 チラシなどの配布物を持参することが必要になります。 地道な作業です...