ウェビナー企画の立て方 10 -まとめ-


これまでSTEP1から4まで
WEBセミナー企画の立て方を確認してきました。
各STEPの要点をまとめておきます。


STEP1 開催目的の確認
・「誰に」「何を」「どのように」を明確にするため、
自社の課題は何かを分析する。
・そのうえでセミナー開催が効果的であるかを確認し、
開催目的を明確にする。

STEP2 ターゲットの設定
・ターゲットとなる「誰に」を明確にすることで、
訴求効果の高いアプローチが可能となる。
・ターゲット設定の基本は
“市場の細分化(セグメンテーション)”
・さらに、より具体的なターゲット設定をするために
“人物像(ペルソナ)”を設定することで、
集客から販売まで視野に入れた
ストーリーを描くことができ、
組織・チームなどでの情報共有に有効となる。

STEP3 テーマの設定
・ポイントは“ターゲットの知りたい情報”を
提供するテーマを設定する。
・ターゲットの抱えるお悩みと、
その解決した姿の間にある、
“解決の手法(解決策)”をテーマとする。
・そのため、
ターゲットの“悩み”“解決した姿”を
抽出し「言語化」する。
・ターゲットの悩みが不明な場合は、リサーチが必要。
・これらから、提供できる“解決策”を絞り出しテーマとする。

STEP4 セミナー概要の決定
4-1 タイトルの決定
・ターゲットがはじめて目にするところなので、とても重要。
・まずはこのセミナーは一言でいうと
何するのかを20字以内で考える。
・誰に向けているのかを一言で表す。
・何を知ることができるのかを一言で表す。
・これらを軸に28字から35字くらいでまとめる
(長くなっても35字内で伝わる工夫をする)

4-2-1 セミナープログラム(構成・内容)の確認
・開催目的に合ったプログラム構成とし、時間配分も注意する。
・リード獲得が目的で新規対象のセミナーでは、
あいさつや講師紹介といった
はじめの段階で惹きつける工夫をする。
・バックエンド販売の場合は、
クロージングに注力するプログラムとする。
4-2-2.講師・登壇者の選定
・自分自身が講師となる場合以外にも、
その専門分野に精通している方や、
パネルディスカッション形式など、
いくつかの手法がある。
・テーマに沿った内容を
ターゲットに伝えるために、
講師・パネリストなど、
もっとも効果的な“話し手”を選定する。
・事前に打ち合わせをすることで、
日程調整や時間配分なども
ある程度確認しておくとスムース。

4-3 セミナー配信方法の選定
・WEBセミナーには
「一方通行型」と「双方向型」、
リアル会場とWEBでの参加者をつなぐ
「ハイブリッド型」がある。
・一方通行型は、
ライブ配信型であり、
収録して使いまわしが可能な点、
事前に収録をして決まった時間に配信する、
あるいは、
URLを告知して
受講者の好きな時間に見ていただく
オンデマンド配信が可能なところがメリット。
・双方向型は、WEB会議システムを利用し、
双方向コミュニケーションをとれるため、
ワークショップなどで
より理解を深めることや
関係性を構築するセミナーを
開催できることがメリット。
・双方向型は、
時間配分も変わってくるので注意が必要。
・配信ツールは、
利用者の動向により何を選択するか検討する。

4-4 開催日時の決定
・一方的な日時決定で、結果
人が集まらなければセミナーが開催できない。
・一般的には、
リサーチ、
出演者との調整、
核となる参加者とのすり合わせ
により決定する。
・組織によっては、
日時決定したのちに
企画を考える場合もあるので、
出演者や参加者への告知で工夫する。

4-5 集客方法の選定
・集客は“導線設計”が大切。
・まずは集客の“入口”をどこにするかを決める。
・どのような導線を描くかによって、
すべき作業が変わる。
・もっとも大切なのは、
入口のコミュニケーション。
どのように伝えるかで、
次のアクションへと誘えるかに影響する。

さぁ、これでWEBセミナーを企画できますね!
あとは実践あるのみです。
わからないことがあれば何なりとご相談くださいな。


人×WEBコミュニケーションプロデューサー
青山貴洋



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