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なぜエグゼクティブ(EXEC)はコミュ力をあげなければならないのか。

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  【なぜエグゼクティブ(EXEC)はコミュ力をあげなければならないのか。】 現在コミュ・ラボでは、EXEC層の方をメインに受け入れ、活動しています。 ここでいう“EXEC”とは、広い意味でのEXEC層で、 企業はじめ組織で重責を担う方から、 個人で事業を行う方、 士業や講師などの先生業も含めています。 皆さんに共通して、最大に必要なことは 「自分の思いを伝えなければならない立場である」ということ。 どんなに崇高な理念を持っていようと、 どんなにすばらしい行動方針を考えようとも、 どんなに豊富な知識を持ち合わせようとも、 それを伝えなければ、 思いは伝わりませんし、 動き出すこともありません。 組織運営をしている人は、 組織を構成する人たちに対して、 会社経営、 あるいは事業展開している人は、 出資者、株主、取引先などに対して、 これらに加え、 個人で事業をなさっている方にも 共通しているのは、 お客さまに対し “価値を伝える”ことです。 そして、 先生業の方においても、 お客さまや受講者に対して “伝える”ことは不可欠です。 ただし、 伝えることは不可欠ではありますが、 大切なのは“伝わる”ことですよね。 なので“伝える力”がとっても重要になります。 この伝える力を“コミュ力”としています。 コミュ力をあげるためには、 少しだけ“工夫”が必要です。 その工夫とは “伝え方” “タイミング” “環境づくり” です。 “伝え方”は、技法ですよね。 印象に残る伝え方をしなければなりませんし、 伝えることが多すぎても 「結局なにが言いたいの?」と わからなくなります。 さらに、 デジタルを活用したコミュニケーション技法。 ここでの工夫必要性はまた次回お伝えします。 “タイミング”は、 「相手が聞く体制となっているのか」、 「聞ける状態であるのか」といった、 時期や頃合いですよね。 “言って良いとき、悪いとき”でも触れました。 “環境づくり”は、 「相手が聞いてもらえる体制をつくる」、 「聞ける状態をつくる」といった、 状況づくりですね。 言い換えれば “伝えるタイミングをつくる”ということ。 “信頼構築”もそのひとつで、 信頼関係があるかないかで、 相手が聞いてくれるか否かも決まります。 これらを含め、 コミュ力UPには “配慮”が必要なのだとお伝えしています。 ...

デジタル社会のコミュニケーションとは?

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「 デジタル社会のコミュニケーションってなに?」 なんとなく理解しているものの、 この意味合いにずれがあると情報が共有できません。 なので、 共通認識のため、改めて説明させていただきますね。 まずは分解して、 “デジタル社会”から考えていきましょう。 デジタル化の進展については、 これまでも多くの機会でお伝えしてきました。 そして、 このコロナ禍でデジタル化が 急速に進展したことは、 皆さんも肌で感じていることと思います。 では、 「デジタル社会ってなに?」と問うと、 どんな社会でしょうか。 多くの定義が存在しますが、 ややこしくなるので、 簡単にするとこんな感じです。 「あらゆる“もの”や“サービス”がデジタル化され、情報技術により世界でつながる社会」 「世界とつながるなんて意識したことな~い!」 って方もいるかもしれません。 しかし、 意識しなくても、 つながりたくなくても、 現実につながっているのです。 つながっている簡単な例をいえば、 SNSですよね。 FacebookやInstagramで、 外国人のリール(ショート動画)や 記事が入っているのを見たことありませんか? また、Googleで何か検索すると、 外国語のサイトが入っていることありませんか? もっといえば、 この例で取り上げた、 Facebook、Instagram、Googleも アメリカの企業ですよね。 ということは、 つまり、世界とつながり、 そのサービスを享受しているということです。 ある意味、怖いですね。 そして、これから先、 いや、いま現在、 この世界とのつながりは さらに進化を遂げようとしています。 取引とデータ共有にかかわる分野では “WEB3(3.0)”なんかもそうですね。 これらもデジタル社会の姿のひとつですね。 これらだけではありません。 デジタル化は、 AI(人工知能)や VR(仮想現実)・ AR(拡張現実)・ MR(複合現実)・ SR(代替現実)、 そしてこれらを融合させた XR(クロスリアリティ)などによって、 生産、教育、医療、防災、雇用など、 さまざまな分野で取り入れられ、 デジタル都市や国家構想にまで至ります。 このようなデジタル化によって形成され、 何らかの共通項による人々のつながりが “デジタル社会” となるわけです(註)。 したがって、 “ネット社会”となれ...

ウェビナー企画の立て方 10 -まとめ-

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これまでSTEP1から4まで WEBセミナー企画の立て方を確認してきました。 各STEPの要点をまとめておきます。 STEP1 開催目的の確認 ・「誰に」「何を」「どのように」を明確にするため、 自社の課題は何かを分析する。 ・そのうえでセミナー開催が効果的であるかを確認し、 開催目的を明確にする。 STEP2 ターゲットの設定 ・ターゲットとなる「誰に」を明確にすることで、 訴求効果の高いアプローチが可能となる。 ・ターゲット設定の基本は “市場の細分化(セグメンテーション)” ・さらに、より具体的なターゲット設定をするために “人物像(ペルソナ)”を設定することで、 集客から販売まで視野に入れた ストーリーを描くことができ、 組織・チームなどでの情報共有に有効となる。 STEP3 テーマの設定 ・ポイントは“ターゲットの知りたい情報”を 提供するテーマを設定する。 ・ターゲットの抱えるお悩みと、 その解決した姿の間にある、 “解決の手法(解決策)”をテーマとする。 ・そのため、 ターゲットの“悩み”“解決した姿”を 抽出し「言語化」する。 ・ターゲットの悩みが不明な場合は、リサーチが必要。 ・これらから、提供できる“解決策”を絞り出しテーマとする。 STEP4 セミナー概要の決定 4-1 タイトルの決定 ・ターゲットがはじめて目にするところなので、とても重要。 ・まずはこのセミナーは一言でいうと 何するのかを20字以内で考える。 ・誰に向けているのかを一言で表す。 ・何を知ることができるのかを一言で表す。 ・これらを軸に28字から35字くらいでまとめる (長くなっても35字内で伝わる工夫をする) 4-2-1 セミナープログラム(構成・内容)の確認 ・開催目的に合ったプログラム構成とし、時間配分も注意する。 ・リード獲得が目的で新規対象のセミナーでは、 あいさつや講師紹介といった はじめの段階で惹きつける工夫をする。 ・バックエンド販売の場合は、 クロージングに注力するプログラムとする。 4-2-2.講師・登壇者の選定 ・自分自身が講師となる場合以外にも、 その専門分野に精通している方や、 パネルディスカッション形式など、 いくつかの手法がある。 ・テーマに沿った内容を ターゲットに伝えるために、 講師・パネリストなど、 もっとも効果的な“話し手”を選定する。 ・...