デジタル社会のコミュニケーションとは?


デジタル社会のコミュニケーションってなに?」

なんとなく理解しているものの、
この意味合いにずれがあると情報が共有できません。

なので、
共通認識のため、改めて説明させていただきますね。

まずは分解して、
“デジタル社会”から考えていきましょう。

デジタル化の進展については、
これまでも多くの機会でお伝えしてきました。

そして、
このコロナ禍でデジタル化が
急速に進展したことは、
皆さんも肌で感じていることと思います。

では、
「デジタル社会ってなに?」と問うと、
どんな社会でしょうか。

多くの定義が存在しますが、
ややこしくなるので、
簡単にするとこんな感じです。

「あらゆる“もの”や“サービス”がデジタル化され、情報技術により世界でつながる社会」

「世界とつながるなんて意識したことな~い!」
って方もいるかもしれません。

しかし、
意識しなくても、
つながりたくなくても、
現実につながっているのです。

つながっている簡単な例をいえば、
SNSですよね。
FacebookやInstagramで、
外国人のリール(ショート動画)や
記事が入っているのを見たことありませんか?

また、Googleで何か検索すると、
外国語のサイトが入っていることありませんか?

もっといえば、
この例で取り上げた、
Facebook、Instagram、Googleも
アメリカの企業ですよね。

ということは、
つまり、世界とつながり、
そのサービスを享受しているということです。

ある意味、怖いですね。

そして、これから先、
いや、いま現在、
この世界とのつながりは
さらに進化を遂げようとしています。

取引とデータ共有にかかわる分野では
“WEB3(3.0)”なんかもそうですね。
これらもデジタル社会の姿のひとつですね。

これらだけではありません。

デジタル化は、
AI(人工知能)や
VR(仮想現実)・
AR(拡張現実)・
MR(複合現実)・
SR(代替現実)、
そしてこれらを融合させた
XR(クロスリアリティ)などによって、
生産、教育、医療、防災、雇用など、
さまざまな分野で取り入れられ、
デジタル都市や国家構想にまで至ります。

このようなデジタル化によって形成され、
何らかの共通項による人々のつながりが
“デジタル社会” となるわけです(註)。

したがって、
“ネット社会”となれば、
ネットという共通項でくくられた社会であり、
これはデジタル化による
サイバー空間を介する
社会を意味するので、
デジタル社会の中の、
一(いち)社会ということになります。

他方で、
“コミュニケーション”は、
情報伝達、意思疎通で、
広く“互いの気持ちや考えを
伝えあう行為”として、
あいさつやアイコンタクト、
身ぶり手ぶりなどもその手法だということは
お伝えしましたね。
つまり、
デジタル社会のコミュニケーションとは、
“デジタル化によってつながる社会”の
“お互いの気持ちや考えを伝えあう行為”
ということになります。

註:社会の定義は学術的にいえばとても様々な表現で取り扱われています。一般的には、「人々の集まり。人々がより集まって共同生活をする形態。」であり、「自然的であれ人為的であれ、人間が構成する集団生活の総称」とされ(日本国語大辞典)、「ある共通項によってくくられ、他から区別される人々の集まり。また、仲間意識をもって、みずからを他と区別する人々の集まり。(「学者の社会」「海外の日本人社会」「上流社会」)」(デジタル大辞泉)も社会とされます。

人×WEBコミュニケーションプロデューサー
青山貴洋


デジタル社会のコミュニケーション
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