デジタル・コミュニケーション・ツールを「共有」で考える…

 少し前からWEB3 (3.0)というワードが聞かれるようになりました。

ブロックチェーン(分散型台帳)により、
GAFAMといったビッグ・テックを介さずに、
個人あるいは組織間のデータをつなげることで、
分散化・透明性(検証可能性)・所有権・インセンティブを
確保していこうとする、新たなWEBの概念です。
現在あるWEB2.0の世界による「寡占」の状態から、
分散による「共有」へと移行させようとする動きだということです。

そう、これからの社会のキーワードは
「共有」“シェアリング”なのです。

ビッグ・テックのみならず、
いまや“SaaS (Software as a Service の略で、
訳すと“サービスとしてのソフトウェア”となります)”
の考え方に基づくプラットフォームや
ソフトウェアが乱立し、
ビジネスの場においてしのぎを削っています。

そして、
これらの様々な多くのサービスが提供されることで、
私たちは、安価に、あるいは無料で
便利を享受できているのも事実です。

SNSもそうですが、
伸びている企業は、
「共有」を基軸に置くことで
成功しているのではないでしょうか。

しかし、あまりにも数が多い…

すべてを使いこなすことはもとより、
どんなサービスがあるのか、
その存在を知ること自体不可能に思います。

私は、このSaaSの分野で、
SelectTypeというツールを利用しています。

皆さんに配信しているメールも
このSelectTypeによって行っています。

私にとって、会員の皆さんと
コミュニケーションをとるための重要なツールです。

利用する理由は、
フォーム作成から登録システム、
課金システム、メルマガ配信、
顧客管理システムといった、
「いまの規模で必要な要素」
の一元管理が可能だからです。

実は、私のPC内には、
これらの業務に必要なソフトを個別で実装し、
対応していました。

ですが、私にしかできない「考える時間」と、
それらを「アウトプットする時間」を
優先しようと取り入れました。

正直いうと、
使ったことのないツールだったため、
はじめは手間取りました。

しかし、慣れることで、
今ではかなりの業務フローを
自動化することができました。

このSelectTypeを知ったのも、
ある友人との雑談から得た知識です。

コミュ・ラボでは、
「何からはじめる?デジタル自動化検討会」
を開催しています。

検討会形式で行う理由は二つあり、
まず一つは実務で役立つように検討できることが第一義です。

それぞれの業務で取り入れたい「自動化」スタイルは、
どのような目的かによって異なります。

そして、どの業務分野が自動化に適しているのか、
どの分野に自動化できるツールがあるのか。

これらを理解し、
さらに業務フローを分解していくことで、
自動化できる箇所と手を加える箇所を考えていきます。

そして、もう一つの理由は、
皆さんとの情報共有です。

申し上げたように多くのツールがある中で、
すべてを網羅するのは不可能です。

しかし、
それぞれが利用しているツールの情報を共有することで、
「これは自分の業務に向いている!」
といったことを知り得るかもしれません。

そんな共有の場としたいと考えています。

「まったく活用していないのだけど…」
という方もいらっしゃるかもしれません。

まったく問題ありません。

むしろ、そういった方々に向けての
情報共有だと考えていただければと思います。

以後、開催の際はまたお知らせいたします。
どうか参加者との情報共有のため、
ご自身の知識アップデートのため、
ご参加のほどお願いいたします。

人×WEBコミュニケーションプロデューサー
青山貴洋

デジタル社会のコミュニケーション
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