手書きで“真心”をしたためる
新年あけましておめでとうございます!
皆さまはどのようなお正月を過ごされましたか?
お正月といえば、おせち、お雑煮、お年玉…
私の子どもの頃は、
かろうじて、凧あげ、書初め、なんかもありました。
私の子どもの頃は、
かろうじて、凧あげ、書初め、なんかもありました。
が、いまではそのような姿をあまりみませんね。
そんな「かろうじて」に入りつつあるのが
「年賀状」ではないでしょうか。
「年賀状」ではないでしょうか。
2003年発行の44.6億枚をピークに、
2023年用(2022年発行)は16.4億枚と、
ピーク時の36.7%程の発行数となっています。
2023年用(2022年発行)は16.4億枚と、
ピーク時の36.7%程の発行数となっています。
この原因には、
インターネットの普及による影響が大きく、
中でも2009年からの落ち込みは、
スマホとSNSの普及によるものといえるでしょう。
インターネットの普及による影響が大きく、
中でも2009年からの落ち込みは、
スマホとSNSの普及によるものといえるでしょう。
さらに、
2017年からの急激な落ち込みは、
はがき代の値上げが大きく影響していることがわかります。
(2017年にはがき代52円から62年へ、
2019年には63円に値上げされています。)
2017年からの急激な落ち込みは、
はがき代の値上げが大きく影響していることがわかります。
(2017年にはがき代52円から62年へ、
2019年には63円に値上げされています。)
かくゆう私も年々枚数を減少させ、
今では300枚程度の発送にとどまっています。
今では300枚程度の発送にとどまっています。
ま、それでも発行数を国民一人あたりに換算した場合の
13.1枚だとする計算からすれば、
郵便に貢献しているとはいえますが…
13.1枚だとする計算からすれば、
郵便に貢献しているとはいえますが…
しかし、なんにせよ、
年初に届く年賀状はうれしいもので、
中でも一言メッセージがあると
温かさを感じるため、
私も1枚1枚必ず手書きで
メッセージを入れるようにしています。
年初に届く年賀状はうれしいもので、
中でも一言メッセージがあると
温かさを感じるため、
私も1枚1枚必ず手書きで
メッセージを入れるようにしています。
Facebookでフィードに上がる年始の挨拶も
お元気なのだな…と安心します。
お元気なのだな…と安心します。
LINEでの個人的な年賀あいさつもうれしいです。
ですが、
この手書きでのコミュニケーションは、
メールやSNSにはない力を発揮するように思います。
この手書きでのコミュニケーションは、
メールやSNSにはない力を発揮するように思います。
年賀状や、その他手紙などを活用されて
コミュニケーションをとられる場合も
まだ多くあることでしょう。
コミュニケーションをとられる場合も
まだ多くあることでしょう。
せっかくなのであれば、
ここぞというときには、
活字だけでなく、
一言手書きをそえてみることも
大切な手段なのではないでしょうか。
ここぞというときには、
活字だけでなく、
一言手書きをそえてみることも
大切な手段なのではないでしょうか。
デジタルが進展しているからこそ、
アナログが目立つ社会になりつつあると感じています。
アナログが目立つ社会になりつつあると感じています。
ちなみに、年賀状の起源を
確認できる文献からたどれば、
平安時代後期の藤原明衡によって
まとめられた往来物(おうらいもの・手紙文例集)
「雲州消息」に、
年始の挨拶を含む文例が数編収められているということです。
(『-人と人の心を結ぶ- 年賀状の歴史と話題』
郵政研究所付属資料館,
https://www.post.japanpost.jp/kifu/data/h0811_nenga.pdf)
確認できる文献からたどれば、
平安時代後期の藤原明衡によって
まとめられた往来物(おうらいもの・手紙文例集)
「雲州消息」に、
年始の挨拶を含む文例が数編収められているということです。
(『-人と人の心を結ぶ- 年賀状の歴史と話題』
郵政研究所付属資料館,
https://www.post.japanpost.jp/kifu/data/h0811_nenga.pdf)
当時は貴族階級のものであったであろう
文(ふみ)によるコミュニケーション。
文(ふみ)によるコミュニケーション。
貴い(=尊い)気品を
「真心」に変えてしたためれば、
何よりも伝わるメッセージとなるのかもしれません。
「真心」に変えてしたためれば、
何よりも伝わるメッセージとなるのかもしれません。
本年もどうぞよろしくお願いします。
人×WEBコミュニケーションプロデューサー
青山貴洋
青山貴洋
デジタル社会のコミュニケーション
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