相談できる体制づくりできていますか? -アサーションで「配慮」と「主張」-
上司と部下が、
それぞれに期待するマネジメントには、
やはりギャップが生じるようです。
株式会社日本能率協会マネジメントセンターの
調べによれば、
部下が上司に期待する
マネジメント行動1位は
「気軽に相談できる雰囲気を作ること」でした。
調べによれば、
部下が上司に期待する
マネジメント行動1位は
「気軽に相談できる雰囲気を作ること」でした。
対して、
上司が「気軽に相談できる雰囲気を作ること」を
重視したマネジメント行動を
するという回答は11位でした。
上司が「気軽に相談できる雰囲気を作ること」を
重視したマネジメント行動を
するという回答は11位でした。
ちなみに、上司の回答1位は
「問題意識を持って、情報収集を行い、
変化の兆しや組織の進むべき方向を
的確にとらえる」です(註1)。
「問題意識を持って、情報収集を行い、
変化の兆しや組織の進むべき方向を
的確にとらえる」です(註1)。
部下の期待することが1位だということは、
「気軽に相談できる雰囲気ではない」
ということがうかがえますね。
「気軽に相談できる雰囲気ではない」
ということがうかがえますね。
皆さんの職場ではいかがですか?
忙しいあまりに近寄りがたい雰囲気をつくってしまう…
そんなときもありますよね。
そんなときもありますよね。
ですが、
そのスタイルが定着してしまうと、
「聞いてもらえないな…」という先入観から、
いざ話し合いの場をつくろうとしても、
本音を聞けなくなる可能性が高くなります。
そのスタイルが定着してしまうと、
「聞いてもらえないな…」という先入観から、
いざ話し合いの場をつくろうとしても、
本音を聞けなくなる可能性が高くなります。
忙しいときや集中したいときには、
その旨をしっかり伝え、
必ず後で自分から声をかける。
その旨をしっかり伝え、
必ず後で自分から声をかける。
そんな、自分も相手も大切にする
「アサーション」な考え方のもと、
部下とのコミュニケーションを
図っていくことをおすすめします(註2)。
「アサーション」な考え方のもと、
部下とのコミュニケーションを
図っていくことをおすすめします(註2)。
事業を遂行するために考えることはたくさんあります。
そのためにも、
事業を支えてくれるスタッフとの、
ちょっとした考え方のずれを
すぐに修正できる体制は
整えておきたいものです。
事業を支えてくれるスタッフとの、
ちょっとした考え方のずれを
すぐに修正できる体制は
整えておきたいものです。
限りある時間を有効に使いつつ、
少しだけ「配慮のコミュニケーション」を
心の片隅に置くことで、
その体制が整うかもしれませんね。
少しだけ「配慮のコミュニケーション」を
心の片隅に置くことで、
その体制が整うかもしれませんね。
註1.JMAM管理者実態調査2018, 2019.01.29
註2.アサーションとは、「自分も相手も大切にする自己表現」とされています(平木,2012:5)。
アサーションについて興味のある方は、こちらを参照ください。
https://www.hrpro.co.jp/glossary_detail.php?id=68
アサーションについて興味のある方は、こちらを参照ください。
https://www.hrpro.co.jp/glossary_detail.php?id=68
また、平木典子著『アサーション入門-自分も相手も大切にする自己表現方法』(講談社現代新書,2012)は、アサーティブな考え方と実践方法を簡易に記した文献で、さらっと読めるため、手に取ってお読みになりたい方にはおすすめです。
人×WEBコミュニケーションプロデューサー
青山貴洋
青山貴洋
デジタル社会のコミュニケーション
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