言葉の変換:違いを“価値”とし“おかげ”とする


ポジティブな言葉への変換が、
人をやる気にさせ、
期待以上の結果へと導くことをお伝えしました。


だけど、普段思っていることは、
つい言葉に出てしまうのですよね…

これだと、“いざ”というときに変換できません。

結果、
相手を変えようとする発言になってしまいがちです。
相手を変えるのは至難の業です。

ご自身で考えてみましょう。

頭ごなしに人から意見や
「あなたの○○が悪いから直して!」と言われたら、
いい気分はしないでしょうし、
根本は変わらないと思います。

これではやる気を下げてしまいかねません。
ではどうすればよいのか。

まずは自分の考え方、
マインド変換からしてみてはどうでしょう。
他人を変えるよりも、
はるかに早く変われるはずです。

どのようにマインド変換をするのかといえば、
考え方や、やり方の違いを
“価値”と考えることです。

人はよく「価値観の違い」によって、
別れや争いへと発展します。

しかし、よく考えてくださいね。

同じ価値観の人ばかりであれば、
居心地はよいでしょうが、
それ以上の発展はありません。

他人との考え方の違いは、大切な“価値”。

これを念頭におけば、
言葉をポジティブに変換することができます。

この価値への変換で必要な考え方の
ポイントは“接続詞”です。

「~のせいで」と考えていたことを、
「~のおかげで」とするようにします。

こうすることですべての言葉が
前向きな発言に変わるはずです。

例えば、
「○○さんの“せいで”失敗した」が、
「○○さんの“おかげで”新たな挑戦ができる」に変わります。

このように、
ものごとを前向きにとらえる姿勢を
「自立型姿勢」と呼び、
この姿勢によって問題解決する方法を
「自立型問題解決法」と呼ばれ、
その第一歩“プラス受信”とされています。

もし、
「○○のせいだ…」と感じることがあったとき、
これを「○○のおかげだ」と変換してから
言葉にしてみませんか。

きっと、
相手にとって、
自分にとって、
未来の発展に向かう考え方に変わり、
双方の“やる気”に影響するはずです。


人×WEBコミュニケーションプロデューサー
青山貴洋


デジタル社会のコミュニケーション
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