ウェビナー企画の立て方 4 -STEP3 テーマの設定-




STEP2の手順で、
ターゲット設定は
できましたでしょうか?


セグメンテーション、
ポジショニングと合わせて
「STP戦略」といい、
最終的な目的である
「販売・契約」へと誘う点で、
非常に重要な考え方となりますので、
まだの方は
いま一度見直してみるのも
よいかもしれませんね。


実は、
単独でセミナーを企画し、
講師も自分ひとりで行う場合や、
講師が決定している場合などは、
ターゲティングの前に
テーマを決めて
企画することもあります。


あくまで

「集客」を目指した

セミナー企画の立て方を
お示しさせていただいています。


TPOということにはなりますが、
ここでは、
基本的なセオリーを
提示させていただいていますので
ご承知おきください。


では、
STEP3「テーマの設定」について考え方を示していきます。


<STEP3 テーマの設定>

テーマ設定では、
見込客のリストを
保持しているなどで、
ターゲットの
「知りたい情報」が
わかっている場合、
その知りたいことを
テーマとすることが
一番早い方法です。


しかし、
この知りたい情報が
わからないケースがあります。


その場合、
ターゲットが抱える
「お悩み」と、
そのお悩みが
「解決した姿」を
考えることが必要となります。


そして、
その間にある“手法”こそが
「テーマ」となります。


図式化すると、添付の画像のようになります。


まず、
STEP2で設定した
ターゲットの
お悩みを抽出します。


悩みでは抽出しづらい場合は、
「問題」やその先にある
「課題」でも構いません。


お悩みや課題といっても、
やはり
ご自身の販売する
商品・サービスに
関連するものでなければなりません。


付随するであろう
お悩みや課題を、
できるかぎり多く出して
「言語化」してみてください。


セグメンテーションで
大きなくくりの
ターゲット設定をされた場合、
このお悩み抽出で
違和感を覚えるかもしれません。


なぜなら
ある程度しぼらなければ、
悩みがちぐはぐになる
場合があるからです。


例えば、
20代とざっくり決めても
女性と男性では悩みは
異なりますし、

販売する
商品・サービスによっても、
体形や趣味嗜好で
お悩みが違うかもしれません。


このお悩みを抽出するためには、
やはり、絞り込みが重要です。


そして、
自分で考えるだけでなく、
しっかり
リサーチすることも必要です。


次に、
このお悩みについて、
解決した姿、
あるいは
状況を考えて
書き出していきましょう。


「悩み」は、
「問題や不満」にあたるので、
必ず
“こうありたい”という
「理想の姿・状況」があるはずです。


この姿・状況を考えましょう。


鮮明であれば、
鮮明であるほど
Goodですね!


お悩みと、
それが解決した姿が書き出せたら、
次に行うことは、
その解決した姿へ導くために、
自分は何ができるのか、
できることはあるか、
「解決の手法」を考えていきます。


その自分が伝えられることが
明確にイメージでき、
その手法を
一言で表すことができれば、
それが「テーマ」となります。


明確にイメージできないとしても、
多少調べ直しをするなどして、
セミナーとして
体系化できそうであれば、
それでもOKです。


ただし、この場合、
後の日時決定の際に、
調べる時間を考慮した
日時を選択しなければなりません。


大切なことは、
ターゲットの
「悩み」と
「解決の姿・状況」を
しっかり分析したうえで、
自分が提案できそうな
「解決の手法」を
イメージすることです。


こうすることで
「何を(提供する)?」となる
「テーマ」が絞り込まれていきます。


テーマが決定すれば、
あとは「どのように」提供するのか、
詳細を決めていくことになります。


次回、STEP4でお伝えしていきますね。


ウェビナー企画の立て方 5
 -STEP4 セミナー概要の決定 (1)タイトルの決定-はこちら!

https://commu-lab.blogspot.com/2023/02/web-5step4-1.html


人×WEBコミュニケーションプロデューサー
青山貴洋


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